今日のカード～インナーチャイルドカードセラピー

インナーチャイルドカードは

タロットカードとよく似ていますが、

占いではなく自分の潜在意識

こころの奥深くにある思いに

気づくことが出来るカードセラピーです。

タロットカードではありませんが、

同じように大アルカナと小アルカナが

あります。

大アルカナからのカードです。

VⅠ．Hansel & Gretel

ヘンゼルとグレーテルのカードです。

タロットカードでは、恋人のカードになります。

カードの物語は無視してくださいね。

カードを見て素直にどんな感じがしますか？

例えば暖かい感じ、冷たい感じ？

それとも楽しい感じ、寂しい感じ？

素直にカードを見て心で感じでみてください。

この二人の関係性は？

どこから来てこれからどこへ行きますか？

動物たちは二２人をどんな気持ちで見ていますか？

２人に何かを伝えるとしたら、何を伝えますか？

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『聖なる結婚』というカードです。

新しい出会いがあるかもしれません。

自分の中にある男性性と女性性の

バランスを意識しましょう。

自分または相手を信頼しましょう。

従来のタロットでは、このカードは

いつの時代も「恋人」として描かれて

きました。

それは互いに信頼しあう人間関係の

信頼と忠誠の必要性を伝えています。

高次のレベルで、それは身体的、霊的な

愛のバランスを象徴します。

「ヘンゼルとグレーテル」の物語は、

互いに思いやる兄と妹の冒険の中で

働く、神聖な愛の基本形を私たちに

教えているのです。

物語は貧しい木こりが妻と２人の

子どもたちと暮らしています。

妻は子どもたちの継母で、こどもたちに

つらく当たります。貧しくて食べ物に

困り、生きるために継母は夫を言いくるめ

子どもたちを森に捨てさせます。

これは彼の意思の弱さと彼女の

利己的な願望を表しています。

子どもたちは、未知の、道のない世界、

森に置き去りにされ、自活しなければ

なりません。

月明り（受容的、女らしさ、高次の知恵）

は、ヘンゼルとグレーテルを導く重要な

役割を果たします。

ハトが兄妹をキャンディの家（個人の

欲求、渇望、口への執着、物質的安定、

性の目覚め）へと導きます。

次に白いアヒルが、川（情緒の安定）

を渡る兄妹を助け、彼らを愛と自覚の

新たなレベルへ運ぶ橋の役目を

果たします。

２人はとてもお腹が空いていたので、

ヘンゼルは、キャンディの家の屋根

（頭、精神）をかじり、グレーテルは

窓（魂）をかじります。

知性を象徴する、年老いた足の悪い

魔女には、人間の永遠なる本質や

成長が全く見えないのです。

そして幼いグレーテルを騙そうとするとき

彼女に身の破滅が訪れます。

魔女を出し抜き、大きなかまどの火の

なかへ猛然と押し込んだのは、

小さな少女だったのです。

子どもたちを食らおうとした魔女は、

認識され、火で浄化されるべき意識の

闇の領域を表します。

この時点で子どもたちは自由になります。

グレーテル（魂）がヘンゼル（精神）を

救ったのです。

カードに描かれているのは、

ヘンゼルとグレーテルの兄妹ですが、

ある意味人間の男性性と女性性を

表しています。

ヘンゼルは、風、精神、男性エネルギー

といったアニムス（男性的なもの）の

シンボルです。

グレーテルは、魂、養育、女性エネルギー

といった、アニマ（女性的なもの）を

表します。

誰もが持っているもので、

そのバランスをとること、

認めてあげること、

などが大切です。

お互いの協力、信頼がなければ

この２人は、家に無事に帰ることは

難しかったかもしれません。

お互いを認めて信頼しているからこそ

協力し合い、乗り越えられました。

男性性と女性性は異なるものです。

優劣はなくお互いの信頼、バランスが

とれていて大きなものを成し遂げるだけの

力になります。

恋人のカードとして見る場合は、

情熱的な恋愛よりは家族的、

最初の関係の段階を表している

カードです。

また、正しい選択ができる時でもあります。

カードと数字からは、信頼と忠誠、

協力し合う、愛、直感、美、

などのキーワードがあります。